小屋
土蔵造りの農作業小屋です。中には今は使われなくなった稲作関係の機械が置かれています。珍しいところでは、人力で風を起こして米と籾殻を選別する唐箕(とおみ)もあります。

入り口が引き戸だった50年前の秋、小屋の中には天日乾燥が終わった稲が山と積まれていました。当時はスズメがたくさんいて、待ってましたと集団で小屋に侵入して籾をついばみます。懲らしめてやろうと思い、近所の友達と組んで「せーのっ!」で引き戸を開けると同時に、頭上に掲げた鯉用の大網を一気に振り下しました。驚いたスズメたちは一斉に明るい入り口めがけて突進して網の中へ。一網打尽とはこのことでしょう、その数およそ30羽。四苦八苦しながら特大の鳥かごに収監しました。その後も数十羽捕まえましたが、脱穀が終了した時点で無罪放免としました。

入り口が引き戸だった50年前の秋、小屋の中には天日乾燥が終わった稲が山と積まれていました。当時はスズメがたくさんいて、待ってましたと集団で小屋に侵入して籾をついばみます。懲らしめてやろうと思い、近所の友達と組んで「せーのっ!」で引き戸を開けると同時に、頭上に掲げた鯉用の大網を一気に振り下しました。驚いたスズメたちは一斉に明るい入り口めがけて突進して網の中へ。一網打尽とはこのことでしょう、その数およそ30羽。四苦八苦しながら特大の鳥かごに収監しました。その後も数十羽捕まえましたが、脱穀が終了した時点で無罪放免としました。